「バレルってフィリピンですよね?
どの辺にあるんすか?」
世界中を波乗りして周る
仲間の荒井さん。
さすが、フィリピンのバレルも
きっちり嗅ぎつけた様子(笑)。
フィリピン・バレルの魅力
バレルは、海と山が両方近いということで
俺が今住んでいるセブの近郊、ネグロスの
ドゥマゲッティと似た環境にある。
フィリピンを数百年に渡って支配下に治めていたスペインが
しぶとく戦いを続けた場所なので、それにまつわる歴史を
ここで垣間見ることができる。
それ以上にバレルが有名なのは、フィリピンで多くはない
「サーフィンができる場所」であるという点。
荒井さんもセメントのコブラリーフは是非試したいと
しわくちゃの笑顔で語っていた(笑)。
欧米人のサーファーがいたりなど、ローカル色だけに染まらない
ユニークな雰囲気がこのバレルの特徴でもある。
フィリピンというとパラワンやボラカイに代表されるような
穏やかで美しい海のイメージが強いが、ここは少し荒々しい感じ。
サーファーには良いが、
ビーチでのんびり読書には向いていない(笑)。
チューブセクションを求めて度々サーファーが訪れる場所であり、
特に年末はベストシーズンということで多くの波乗り愛好家で賑わう。
個人的にはスペインに関わる歴史的建造物、バレル教会などを
波乗りの合間に楽しんでほしい。
日本人もよく知っているGHQのダグラス・マッカーサーが
フィリピン生活時に使用していた豪華なアメ車を、このバレル出身の
政治家の生家で見ることもできる。
ちなみにこのバレルでは、機動性の良いトライシクルが
主な移動手段。ジープニーの吐き出す激しい排気ガスが少ないのはいい。
フィリピンのバレルへのアクセス方法
フィリピンのバレルは、首都マニラがあるルソン島の
数少ないリゾートの一つ。
マニラから北東の方向にバスで7時間弱乗っていくと
たどり着くが・・・トイレが近い俺には不可能なものの(笑)
ノンストップバスなら5時間程度で行ける。
ちなみに歓楽街アンヘレスから近いクラークを経由すれば、
カバナトゥアンからバレルまでは5時間かからない。
フィリピン教育に関心を寄せる真理子。
周りにいる女性には珍しく、
俺と同じシイタケ嫌いだ(笑)。
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