フィリピンの教会に初めて
対面して感動したのは・・・
あのイントラムロスを吉国さんと
徘徊していた時だった(笑)。
よく知られるフィリピンの教会
マニラの数少ない見どころである
要塞都市イントラムロス。
この中にあるマニラ大聖堂の前を通りがかった時、
たまたまキリスト教のイベントが行われていた。
たくさんの子供と大人が入り混じり、ちょっと変わった
衣装を着て楽しそうに笑顔を振りまいている。あの独特の
雰囲気、非日常感にやられた。
マニラではこれ以外に、最も大きい教会として
カテドラルチャーチがよく知られている。
ここは、ローマからフィリピンまで
わざわざ聖職者が訪問する由緒ある教会。
内部も荘厳な雰囲気で、ローカルの人を
中心に結婚式にも利用される。
治安が悪いことも知らず、俺が夜中に独りでバクララン駅から
道に迷っていた辺り。ここから近いところにあるのが、現地の
フィリピン人からの信頼が厚いバクララン教会。
内部はヨーロッパの教会さながらの雰囲気。
これ以外にもルソン島には、サンオウガスティン教会を始め
バロック様式と呼ばれるスペイン風の教会が数多くある。
一方、俺がいるフィリピンのビサヤ地方、
セブではシマラが最も有名な教会。
外からは巨大なお城のようにしか見えず、連れてきた人が
みんな言葉を失う。中の講堂は、子供向けの大学のような
ユニークな造り。
当然ながら、名前も知られていない小さな教会は
フィリピン各地に数限りなく点在。
信心深い人達にとって教会は
心の拠り所であり、第二の家のような存在。
ホーリーウィークで訪れたパンパンガ、ルバオの
あの小さなボロボロの教会は今でも思い出す。
タガログ語の説法はもちろん
全く理解できなかったが(笑)。
フィリピン人と教会
90パーセント以上がキリスト教徒という、
アジアでも珍しい国フィリピン。
当然、フィリピン人と教会との結びつきは強い。
基本的に毎週日曜日は教会に行く人が多く、
行かない人でも家にはマリア様が飾ってあったりする。
日本にいた頃もクリスやその仲間とよく、外国人
クリスチャン向けの教会に行ったが・・・
このフィリピンの現地と同じように、
タガログ語や英語でミサや説法が行われている。
そして見逃してはならないのが、フィリピンの教会が
現地のセーフティネットとして活躍している事実。
マニラにも24時間オープンでセキュリティガードが
常駐している教会がいくつかあり、現地の仕事やお金のない
フィリピン人はもちろん、困窮した日本人まで寝泊まり。
時には食事の配給があったりするため、
教会と生活を共にしている人達も少なくない。
フィリピンとシンガポールの教育に関心が高く、
各地の教会にも詳しい俺と同じガチャピン好きの米倉さん。
ロシア人と結婚しなかったのは、恋愛における男女の違いが
関係しているとか。
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