「もう日本は嫌です・・・
フィリピンで会社に入れますか?」
この2,3ヶ月連絡をとり続けている、
仲間の黒須さん。
いよいよフィリピンでの現地就職に本気になり、
俺も一緒に会社を探してあげることになった。
フィリピンの会社と就職事情
ローカルの会社では、俺もよく飲むビールのサンミゲル、
メトロバンクやBDO、BPI、アヤラやSM、スマートや
グローブ、メラルコやジョリビーが有名。
ただ日本人が現地の会社に入る場合は、
日系企業が基本になる。
フィリピンにある日系企業に入るとしたら・・・選択肢として
多いのは、特に俺がいるセブでは語学学校のスタッフやコール
センター、不動産会社や観光業、IT関係。
セブシティには狭い中に100以上の語学学校があり、
日本企業も多くの人材を求めている。
多くの会社で家賃補助や無料の寮を提供していたり、年一回の
日本への往復チケットをタダでくれたり。語学学校なら、無料で
英会話の授業を受けられるケースも。
フィリピンに長期滞在するための就労ビザについては当然、
会社が全てやってくれるので楽。
ちなみに、フィリピンに進出している
日本の会社は年々増えている。
こちらで盛り上がっている飲食業。特にラーメンは人気で、
吉虎・山頭火・優勝軒・三ツ矢堂製麺の店舗が。吉野家も
スタイルは違うがよく見かける。
コンビニでいえばミニストップ・
ローソン・ファミリーマート。
ユニクロやダイソーもあるし、トヨタを始め
日本車のショップは都市部に散在している。
フィリピンの会社に入るなら知っておきたいのは
まずは、日本でのコンビニのバイトよりも
手取りは小さくなるのがほとんど。
例えば語学学校のサポートスタッフとしてフルタイムで働いて
5万ペソが相場。外国人の所得税は一律25パーセントのため、
手取りは大体8万円ほどだ。
ただしマニラやセブのような都市部でも月5,6万円で日本人が
普通に生活できるので、その金額でも貯金までできてしまう。
ところで、現地でのコールセンターというと英語がメインで
英会話力トレーニングになると考えている人もいたが・・・
英語が流暢で賃金の低いフィリピン人より日本人を雇う
メリットがない以上、現地では日本人向けのコールセンター
であることを覚えておく。
つまり場所が変わるだけで、やることは
新宿のコールセンターと同じ(笑)。
このフィリピンでも自転車に乗る人が増えてきたが、坂の少ない
都市部では、タクシーでの渋滞も避けることができ移動に便利。
ただし日本以上に盗まれる危険が大きくなるので、
管理に気をつけたい。
そもそも現地生活に慣れていないあなたは、会社から
近い場所にコンドミニアムを借りること。治安的に不安な
場所なら、短距離でも徒歩では通勤しないほうがいい。
フィリピンのミンダナオとマニラのゴーゴーに目がない、
俺と同じガチャピン好きの会社員(笑)丸尾さん。
今日も各地を奔走する。
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