「今度旅行に行くイタリアですが、
治安てどうですか?」
幸村が不安そうにLINEでコールしてきたのは、
ITパーク近くのKAGURAでひとっ風呂浴びて(笑)
通りに出た直後だった。
イタリアの治安の実情
イタリアといえば何しろ、美しい街並みと世界遺産の数。
いかにも治安が良さそうなイメージだ。
買い物が好きなあなたなら高級ブランドが連なった一角では
よだれものだろうし(笑)、日本人の味覚にも合うパスタやピザといった
イタリア料理に、美味しいワイン。
旅行先として人気のヨーロッパの中でも、イタリアは多くの人が
行きたい国でありながら・・・この国の治安については驚くことに
「世界で34位」というデータが。
治安の良さで日本が8位であることを考えると、イタリアは
先進国の中で決して治安が良い国とは言えない。
具体的には、ここではスリが集団で行われるところが特徴的。
またひったくりが多いのは、やはり観光客が多いからだろう。
さらに、こうした観光客の多い場所が狙われるのは
やはりヨーロッパで頻発するテロ。もし遭遇してしまったら
運が悪いとしか言えないが・・・
俺自身、特にヨーロッパでは
人が多く集まる場所は意識して避けている。
イタリアの治安の悪さに対処するには
このようにイタリアの治安はイメージより悪いので、
現地に行くならそれなりの準備を。
当然ながら、観光客と一瞬で分かる目立つような格好、
派手な金属類を身につけてフラフラしないこと。
バッグはジッパーがあるものを選び、自分の目に入るところで
持ち歩くこと。男性は特に、ズボンの後ろポケットに貴重品を入れないように。
「フジヤマ!」「スシ!」「ゲイシャ!」
日本人からすると笑いが止まらないような言葉をかけられ、
恐喝に遭った藤田のような男もいる(笑)。
こうしたケースでは立ち止まらず、無視して歩いて通り過ぎること。
アジア人、特に日本人はナメられやすいので毅然とした態度で臨むこと。
これは俺が今いるフィリピンを含め、どの国でもそうだが・・・
単独での夜間の外出はしないのが賢明。日本ですら安全とは
言えなくなってきている夜の外出は、緊急時以外は避けておきたい。
またイタリア人の中には、ノリで気軽に話しかけてきて
観光客をだまそうとする者もいる。
怪しいと思ったらすぐに会話をやめ、
その場を立ち去ることだ。
ギリシャの島やイタリア、カリフォルニアのビーチやカッパドキア観光が
大好きなのは、セブで就職した脳と食事に詳しい金岡。治安の悪い場所も
平気で闊歩する彼も、実は俺と同じく元神経質だ(笑)。
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