「上司と仕事でうまくいかないんです。
もう仕事やめようと思ってます・・・」
久々に帰国した成増でお茶をした西村が、
肩を落としながらそう語る。
あれだけやる気に満ち溢れていた彼の表情が
まるでウソのように曇っていて驚いた。
仕事で上司とうまくいかない理由
仕事で上司とうまくいかない理由の典型として、まずは
何よりもコミュニケーション不足。
仕事にも関わらず、朝オフィスに来て上司への挨拶もまともにせず
事務所の椅子に座り、仕事を黙々とこなして挨拶もなしに帰るという
20代男性がいると聞いて驚いた。
仕事と言っても結局は人対人なので、
やはりコミュニケーションが大切になる。
これは上司に限らず、同僚や取引先も当然同じ。
また、上司とうまくいかない人の共通点は
仕事への責任感がないこと。
与えられた仕事を終える時間や決め事は、上司からすれば
可能な限り守ってもらうことを期待している。これを
あっさり裏切るようなことが続けば、関係が悪化するのは自然。
さらに言い訳や小さな嘘が多いのも特徴だ。
これはフィリピン人にも共通するが(笑)。
そういう人はそもそも、その仕事自体に不満で
それを常を口にしながら業務をこなしたりしている。
あなたが一生続ける仕事
ではないかもしれないが・・・
そこで一つでも得られるものを吸収しようとする態度、
今いる場所でしっかり責任を果たそうとする仕事への姿勢が
上司との関係も好転させていく。
仕事で上司とうまくいかない場合の対策
仕事で上司とうまくいっている人は、やはり
日常的なコミュニケーションを大切にしている。
とにかくマメな報告、そして納期や
一度決めた約束を守ること。
そして何より、ちょっとした依頼でも
上司の予測を上回るような結果を出そうと
努力する姿勢だ。
仕事上のコミュニケーションという面では、簡単な挨拶すら
できない日本人が増えている。上司の目をしっかり見て
大きな声で挨拶するという基本を守る。
そしてその本人との関係性を見極めながら、
時々自分のプライベートをさらけ出したりして
軽い雑談もいとわないようにするといい。
と言っても、プライベートに近いところで媚びるのではなく
やはり仕事での関係である以上、業務でしっかり結果を出し
相手の評価を高めることを目指したい。
自分の意見ははっきりと主張し、依頼を受けた中でも
できないことはできないと言う。
いつもサポートしてくれることへの感謝の気持ちも大切にし、
もちろん決して陰口などはたたかないこと。
その上司が人生の先輩でもあるなら特に、
仕事以外でも様々なことを質問。
その学ぼうとする姿勢が高く評価される。
こうしたことが俺と同様そもそも苦手なら(笑)、
人間関係から解放されるためにスモールビジネスを始める。
そのお手伝いはニュースレターの中でさせて頂く。
シンガポールとマレーシアで仕事をした後にマレーシアのMM2Hを
取得してマレーシア永住を決めたのは、監査法人時代の元上司の小塚さん。
俺と同じく人よりも自然が好きな男だ。
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