「オーストラリアへワーホリに行く前に
フィリピンに短期留学しようと思うんですが・・・」
定番のパターンにハマりかけていたのは(笑)、
坂戸に住むヤギちゃんだった。
ワーホリのマイナス面と、フィリピン長期滞在の魅力
フィリピン移住後のセブで出会ったタナちゃんは、
オーストラリアでのワーホリを終えた直後。2年間の
彼の生活をじっくり聞くことができた。
まさに彼の場合のように、ファームでの仕事など
環境選びを間違えると、英語もほとんど使わず
単純な肉体労働で現地生活が終わってしまう現実。
また、当然ワーホリではそんなに稼げないので
先進国を選んでしまうと、大して遊びにも行けず
生活が窮屈になってしまうのもマイナス。
一方、フィリピンに長期滞在すれば安いコスト
かつ緩いビザで長く滞在することができ、現地採用にはなるが
語学学校やコールセンターなど仕事も見つけやすい。
インターンで滞在するとしても、現地の物価や人件費は安いので
先進国ほど窮屈にならないですむ。
そして、ビジネス英語ではネイティブレベルか
それ以上と認められているフィリピン人。彼らの
クセの少ない英語を学ぶことができるのはメリットだ。
ちなみに、単に「英語に慣れておくため」程度の理由で
ワーホリ前にフィリピン留学をするなら、やめておいたほうがいい。
同じアジア人で同じ非ネイティブのフィリピン人との会話に慣れても、
カナダ人やオーストラリア人のようなネイティブとはやはり違う。
ワーホリは働くためだけのビザではなく、外国での生活を
様々なスタイルで楽しむためのもの。語学習得が目的なら、
いきなりワーホリに飛び込むことを勧める。
フィリピン在住者が見た、ワーホリの悲惨なその後
ワーホリの場合・・・
TOEICの点数を700点台後半まで上げることができたり、ビジネスで
バリバリ通用するレベルの語学力を習得しなければ、日本に戻ってきて
いざ転職しようとしても、ただの「ブランク」として扱われてしまう。
むしろあなたのキャリアにとってマイナスにもなりかねないのは、
仲間を見てきて感じるところ。採用担当者の間では「バカホリ」と
揶揄されるほどだ。
厳しいようだが、日常英会話ができる程度の日本人ならいくらでもいる。
そもそもワーホリに行くなら、その目的を明確にしておきたい。
フィリピン在住の日本人カナは、外国人との恋愛を通して
落ち着いた人がモテることを知った。ワーホリの活かし方についての
情報発信を会社員時代から副業で続けていた彼女。
想像力を鍛えるのが相変わらず得意だが、
俺と同じ泣き上戸もいまだに変わっていない(笑)。
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