あなたは、フィリピン映画を
ご覧になったことはあるだろうか?
埼玉の和光からフィリピンのマニラ・セブに移住した
現地在住者が、この国の映画について触れてみる。
フィリピン映画の魅力
フィリピンでは、映画館に行くのはデートの定番。
他に娯楽が少ないせいもあるが(笑)、何しろチケットが安いのと
ハリウッド映画も字幕が不要なため、日本より公開が早い作品も多い。
フィリピン映画については、
実はもともと期待していなかった。
というのも、マニラにビジネスで通っていた時に
滞在していた元カノのクリスの家で、よくフィリピンの
ドラマを観ていてつまらないと感じていたから(笑)。
しかし近年、大阪のアジアン映画祭にフィリピン映画の出品が
相次いでいたりと、フィリピン映画の存在感が増していることを知って
トライしてみようという気に。
よく考えれば、インド映画についても
昔は全く興味がなかったが・・・
アカデミーをとったりヒーローもののパロディが
意外と面白かったりなど、良い意味で期待を裏切られた
経験があった。
フィリピンの作品は、ドラマだとくだらないネタでダラダラ物語が
進んでいくイメージだったが、映画では無駄のない動きやテンポの良い展開で
飽きさせることがないものが多く、俺好みの映画ばかりだと知った。
おすすめのフィリピン映画
フィリピンでは決して外すことができないテーマ、
ゲイ・トランスジェンダー・レディーボーイ。
このテーマに真正面から取り組んだのが
「ダイ・ビューティフル」。
東京国際映画祭でも観客賞と最優秀男優賞を受賞。
タイトルの通り、ミスコンの女王だったゲイの
突然の死と周囲の葛藤をテーマにしている。
もっと気軽な感じでホームコメディのような
恋愛モノを観たいなら、「アンエクスペクティドリー・ユアーズ」。
ジェニーとデートでセブのSMシティの映画館に行った時、
案内を適当に見てハリウッド映画だと思い選んだら
タガログ語でスタートして驚いた(笑)。
英語字幕があったので
内容が把握できて安心したが。
主演の太った女優はフィリピンの広告のあちこちで
見かけるので、あなたも見たことがあるはず。何しろ
娘役の子が可愛すぎる。
また「バードショット」は脚本がしっかり
作られていて、日本人でも問題なく楽しめる
良くできた映画だ。
フィリピンに住む大器晩成の有名人ジョシュア。
素質論で生年月日をチェックすると
俺と同じライオンの(笑)映画好きな彼。
日本に来た時に見かけたイオン式空気清浄機を欲しがっていた彼は、
やはり素質論で生年月日分析をすると嫌われた時の対処が上手だ。
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